この時期は本当にあちらこちらでワインの収穫祭が行われています。今回はその二次産物のご紹介。『Ciambella al Mosto(チャンベッラ アル モスト)』 チャンベッラとはドーナッツ、モストとはワインを造る時にできたブドウのかす。ワインを造るこの時期にしかお目にかかることはできません。
粉とモストを捏ねてオーブンで焼き、表面に砂糖を付けただけのシンプルなお菓子ですが、イースト菌で膨らませるより、きめ細かくパン生地を膨らませふわっふわになり、仄かにブドウの甘さが口に拡がります。
いやぁ、モスト凄いです。
この時期には遠くから買い付ける人が居るのでいつでもオーブンから出したて状態。ごらんのようにかなり大きいものなのですが、美味しくてついついぺろっと食べてしまいます。
このモスト、イタリアではチーズの発酵に使ったり、保存に使ったりいろいろなところで活躍しています。
これだけワインが生産されるのですから当然といえば当然ですね。
さて、このドーナッツ、前回ご紹介したカステッリロマーニの一つ、『Marino』マリーノの名産品です。
クリスマスを過ぎるとぱったりと姿を消してしまうので、すっかり今では季節を感じる食べ物の一つとなりました。
ちなみにMarinoは、フラスカーティと同じくマルヴァシアを使った白ワインの産地。小さなとても可愛らしい町です。


豪華絢爛な宮殿が並ぶパルマを遠くから見下ろせる丘の上に、威圧的な城が突如現れます。『Fortezza di Bardi(フォルテッツァ ディ バルディ)』です。
イタリアのチーズのカテゴリ分けは、硬さ、熟成、乳。
